古賀春江資料室

洋画家・古賀春江(1895-1933)のデータベースを制作中です。

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中村正常

中村正常(なかむら・まさつね) 1901年11月6日〜1981年11月6日

小説家、劇作家。東京都小石川生まれ。妻は築地小劇場の女優だった中村チエコで、長女は女優の中村メイコ。旧制第七高等学校を中退。18歳の時に雑誌『婦人公論』に「女はいつも泣いてゐろ」(1幕)が投稿・掲載されている。1927年頃、一時、『麒麟』の同人となるが、その後、岸田國士に師事。岸田が編集・発行する第一次『悲劇喜劇』の編集に携わる。同雑誌創刊号(1928年10月)の戯曲「赤蟻」で実質的な文壇・劇壇デビューを果たす。1929年5月、『改造』の第2回懸賞に戯曲「マカロニ」が当選して一躍注目される。同年末、左翼色の強い「心座」から脱退した池谷信三郎、舟橋聖一、今日出海らと「蝙蝠座」を旗揚げする。1930年、反マルクス主義を掲げる「新興芸術派倶楽部」に参加し、龍胆寺雄、吉行エイスケ、久野豊彦らとともに新興芸術派の代表的作家となる。また、同派の中では井伏鱒二とともにナンセンス文学の旗手として知られていた。この時期の作品に『ボア吉の求婚』(新潮社、1930年)、『隕石の寝床』(改造社、1930年)などがある。新興芸術派退潮後も『二人で見た夢』(春陽堂書店、1937年)などのユーモア小説を書き続けるが、太平洋戦争中に軍国主義に引きずられていく文壇に反発して筆を折った。1930年6月に築地小劇場で上演された蝙蝠座第1回公演 『ルル子』(7幕15場)の第1幕「『馬鹿の標本』座談会」の台本を中村が、舞台装置を古賀春江が担当。また、「人造人間ロボット氏訪問記」(『改造』1931年3月号)の挿絵を古賀が担当。


参考ウェブ資料:
中野正昭「蝙蝠座―演劇と昭和モダニズム―」(『文学研究論集』11号 pp.119-137、1999年) https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/7310/1/bungakuronshu_11_(119).pdf
小林真二「《ナンセンス文学》の様相―中村正常を中心に―」(『文藝言語研究 文藝篇』34号 pp.154(19)-129(44)、1998年) http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/dlimage/image;jsessionid=eda90f6ca17e25fbd4725aefb0f0?issueid=334439&tocid=100006589&pageseq=5&style=inline
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