古賀春江資料室

洋画家・古賀春江(1895-1933)のデータベースを制作中です。

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吉田卓

吉田卓(よしだ・たかし) 1897年8月21日〜1929年2月25日

洋画家。広島県福山町(現・福山市)生まれ。旧制福山中学を中退し上京。正則中学を卒業。1920年頃、川端画学校、本郷洋画研究所に学び内田巌と親交を結ぶ。1922年、第9回二科展に出品し、初入選。以後、第15回展まで連続出品し、第13回展では佐伯祐三、林重義、木下義謙とともに二科賞を受賞する。1928年、二科会会友に推薦され、聖徳太子奉讃美術展委員にも任ぜられる。1929年、渡欧を計画し、後援会結成のため関西を旅行中、西宮で発病し、急逝。作品は戦災で焼失または散逸し、近代美術史上から名前は消えていた。ところが1965年頃、洋画コレクターの梅野隆が大正・昭和初期の雑誌『アトリエ』などをひもとくうち、偶然吉田の図版に触れ、その優れた芸術性に一目惚れした。それ以来、梅野は吉田の作品を求めて尋ね歩き、1985年、「吉田卓 その浪漫の光芒」(美術研究藝林)を開催するまでにこぎつけた。そして1991年、「吉田卓展 大正モダンを駆け抜けた画家」(ふくやま美術館)が開催され、その芸術の全貌が紹介された。1927年、新宿紀伊國屋ギャラリーにて林重義、古賀春江と小品展を開催する(註1)。


(註1) 図録『新しい神話がはじまる。古賀春江の全貌』(東京新聞、2010年)p.185

参考文献:
岩瀬行雄・油井一人編『20世紀物故洋画家事典』(美術年鑑社、1997年)
『北御牧村立梅野記念絵画館―父子二代にわたる眼の軌跡―』(北御牧村立梅野記念絵画館、1998年)

参考ウェブ資料:
「誠之館人物誌 吉田卓」(福山誠之館同窓会) http://wp1.fuchu.jp/~sei-dou/jinmeiroku/yoshida-takashi/yoshida-takashi.htm
「大正モダンを駆け抜けた画家、吉田卓と森谷均の若き日の交流」(「高橋輝次の古書往来」第54回) http://www.sogensha.co.jp/page03/a_rensai/kosho/kosho54a.html
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