古賀春江資料室

洋画家・古賀春江(1895-1933)のデータベースを制作中です。

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岡吉枝(古賀好江)宛絵葉書 大正4年12月14日

   大正四年十二月十四日 〔久留米〕春
     三井郡御井町 伊藤医院御内 岡吉枝様みもとえ

 また/\厭な天気になりました 俺はどう強いか見せてやる──こう自ら空元気を出して何物かにどなつても所詮は小さな私の心に帰るのです 眼に見えぬその何物かを慕つて実現と〔#「実」と「現」の間に漢文のレ点〕空間の細い/\一本道を辿るのが繊細い私の一生であつて見れば 如何に我世の旅路の淋しいことか 十五日もし雨でなかつたらおひるから参ります 一時半頃になるでせう 雨は降らなくとも今にも降り出しさうだつたら参りません これもいろ/\迷つた末ですよ さよなら



底本:古賀春江文集『写実と空想』(中央公論美術出版、1984年)p.291
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  1. 2013/06/13(木) 20:00:00|
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