古賀春江資料室

洋画家・古賀春江(1895-1933)のデータベースを制作中です。

《花》

花




制作年未詳
油彩・板
23.6×33cm(F4号)
サイン:Koga harue
価格:150万〜200万円
所在未確認

掲載文献:
発掘二題「古賀春江《花》」 梅野隆『美の狩人』(西田書店、1986年)pp.130-133
目録『第251回毎日オークション 2008.7.26』(毎日オークション、2008年)no.184



出典(図版):目録『第251回毎日オークション 2008.7.26』(毎日オークション、2008年)p.19
出典(作品データ):目録『第251回毎日オークション 2008.7.26』(毎日オークション、2008年)p.19


〈解説〉
この作品については梅野隆『美の狩人』(西田書店、1986年)所収 発掘二題「古賀春江《花》」に「此の絵は昨年(昭和六十年)秋、サインの解読が出来ないまま作者不詳の絵として求めたものです。これを持っていたM氏は、このサインはどうしても判らない。調べても無駄ですよ、といって廉価で私に譲ってくれました。しかしサインが解らなくても、此の絵自体から発している匂いは一流画家の作品の香りを発散していました。(中略)藝林でサインを調べている時、岸信夫さんが見て「これは古賀のサインではないの」と教えていただきました。そういわれてみると筆記体でKoga harueとサインがあるではありませんか。Kの次のOがあまりにも小さいのでヽにみえすっかりKを頭文字にする名前、例えば熊治、国四郎などの名を思い浮べていたのでした。ところで此の絵は古賀のパウルクレー調の時代の作品で一九二六〜一九二八頃の作品と推定されます。古賀の具象は、初期の作品かと思われている向が多いが、当時彼の前衛的な絵は全く売れないので、花や風景を描いて好江夫人が風呂敷に包み、知人に売り歩いたと伝えられています。彼の「窓」「月花」等のパウルクレー時代の色調と比較してみて下さい。全く同じ色調でサインもその時期は筆記体の特徴を示しているのです。」と書かれている。その後、2008年7月26日(土)の毎日オークションに出品されたが、現在、所在不明。
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