古賀春江資料室

洋画家・古賀春江(1895-1933)のデータベースを制作中です。

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新興リアリズムに就て

 リアリズムは芸術の基底をなすものだと考えます。リアリズムと芸術との関係は土地と建物との関係のやうなものだと思ひます。リアリズムの上に芸術は建設されるが、リアリズムそのものが芸術上の主義にはならない。
 リアリズムの対象としての現実、例えば夢や空想や日常の生活等──をありの儘に描写したのでは、つまり現実の模倣であるならば芸術とは云えない。芸術はそれから出発するものであつてリアリズムは即ち芸術以前だと思ひます。



初出:『ヒューザン』11号(1932年2月)
底本:古賀春江文集『写実と空想』(中央公論美術出版)p.45
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