古賀春江資料室

洋画家・古賀春江(1895-1933)のデータベースを制作中です。

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青空に描く素描─五月礼賛

五月になると
街の電柱さへも
女の腿のやうに
柔らかく艶やかに
美しくなる
私は宮守の〔#「宮守」の横に「守宮」〕やうに吸ひつき攀ぢのぼり
大きな太陽の撒き散らす
匂ひの高い花粉を喰いながら
赤い尖つた鉛筆で
青空の幕へ
花や蝶々等の素描を描く
毎日/\疲れるので。



初出:『中央美術』15巻5号(1929年5月)p.74
底本:古賀春江文集『写実と空想』(中央公論美術出版)p.104-105
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  1. 2010/06/20(日) 18:00:00|
  2. | コメント:0
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